GPIO 【General Purpose Input/Output】

概要

GPIO(General Purpose Input/Output)とは、マイコン(マイクロコントローラ)などのICチップ電子基板が標準的に備える入出力端子の一種で、設定次第で様々な用途に利用できるもの。

装置が外部とデジタル信号をやり取りできる汎用の端子で、ピンの数や端子形状、信号形式、どのピンが入力あるいは出力であるかなどは定まっておらず、ソフトウェア側で任意に設定することができる。有効・無効も切り替えることができ、GPIOを備えた装置でも初期の設定では使用しないようになっている場合もある。

GPIOピンはICチップなど小さな製品では数本の場合もあるが、電子基板などでは様々な使い方ができるよう数十本用意されていることもある。複数のピンをまとめて入力あるいは出力に用いる場合、このピンのグループをGPIOポートということがある。

(2018.8.18更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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