加速度センサー 【accelerometer】 加速度計
概要
加速度センサー(accelerometer)とは、物体の加速度(単位時間当たりの速度の変化量)を計測する装置。電子機器などに組み込まれ、機器の移動の変化を検知して制御に反映する。最も一般的な動作原理はバネにつながれたおもりを用いる方法で、バネの伸び縮みする方向に加速度が生じるとその大きさに応じておもりに力が加わり位置が移動するため、これを計測してフックの法則から加速度を求める。
おもりの移動量を検知する方式の違いにより、光学式や機械式、半導体式(静電容量型やピエゾ抵抗型など)に分かれ、装置の小型化が可能な半導体式が主流となっている。バネを振動させ振動周波数の変化を計測する方式もある。
一つの加速度センサーが検知できる加速度の向きは一方向(一軸)であるため、空間上のあらゆる動きを検知するには三つの計測器を互いに垂直になるよう配置する必要がある。このような任意の動きに対応できる装置を三軸加速度センサーという。
加速度センサーはゲームコントローラーに内蔵してコントローラー自体を動かす操作の検知に利用されるほか、スマートフォンなどの携帯機器で重力加速度を計測して機器の傾きに応じて自動的に画面表示の向きを変更する制御、ロボットの姿勢制御、自動車のエアバッグの衝突検知など、様々な機器に応用される。
(2019.1.27更新)