ロジック【logic】
概要
ロジックとは、論理、論法、理屈などの意味を持つ英単語。日本語では物事の筋道や論拠を指す外来語として定着している。IT分野ではプログラムの処理手順や規則、あるいは電子回路によって実現される論理機能を指す言葉として用いられる。
目
次
次

一般的な用語としては、議論や主張を展開する際の論理的な筋道や根拠を意味する。話の組み立てに一貫性があり、矛盾なく論拠が連なっている状態を「ロジックが通っている」と表現する。ビジネスの場では「ロジックを組み立てる」のように、主張と根拠の整合性や論理的な思考過程を指す言葉として使われることが多い。
プログラムのロジック
ソフトウェア開発では、プログラムが入力データをどのように処理し、どのような結果を導き出すかを定める手順や規則をロジックと呼ぶことがある。条件分岐や繰り返し処理、演算処理などを組み合わせて構成されるもので、「アルゴリズム」(algorithm)とほぼ同義に用いられる場合が多い。
ただし、アルゴリズムが問題解決の手順そのものを抽象的に定義した概念であるのに対し、ロジックは処理規則や判断基準を含む論理構造全体を指すことがある。システムの構成要素の中で業務上のルールや計算方法を実装した部分を「ビジネスロジック」「業務ロジック」と呼ぶのもこの用法である。
半導体のロジック
ハードウェアの分野では、半導体チップ内部で素子や配線を組み合わせて構築された演算や制御のための電子回路をロジックという。AND回路、OR回路、NOT回路などの論理ゲートを多数組み合わせ、入力されたデジタル信号に対して一定の規則に従った演算や判断を行い、結果を出力する。
半導体集積回路(ICチップ)の中で、演算や制御を主目的として作られたチップは「ロジックIC」(locig IC)と呼ばれ、データの記憶のために作られたDRAMやフラッシュメモリなどの「メモリIC」(memory IC)と区別される。CPUやGPU、各種の制御回路の機能の多くは、ロジック回路によって実装されている。
(2026.6.4更新)