チップ 【chip】

概要

チップ(chip)とは、小片、破片、かけら、切れ端、一片、削りくず、などの意味を持つ英単語。IT分野では、ICチップ半導体チップのことをチップと略すことが多い。

シリコンなどの半導体でできた数mmから数cm角の基板の上に、多数の微細な電子素子や金属配線を実装した装置を「ICチップ」(IC chip)「マイクロチップ」(microchip)「半導体チップ」(semiconductor chip)などというが、これを略してチップということが多い。

tip

日本語のカタカナ表記では同音異義語になる単語として “tip” があり、助言、秘訣、(レストランなどで店員に支払う)心付けなどの意味がある。日本では “chip” と同じ「チップ」という表記・発音が定着しているが、英語の原音は「ティップ」に近い。物事の秘訣という意味では「Tips」(チップス/ティップス)という複数形表記もよく用いられる。

(2024.1.11更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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