Atom

概要

Atomとは、米ギットハブ(GitHub)社が開発・公開している、プログラミングに適したテキストエディタオープンソースとして公開されており、ソフトウェア開発者に人気が高い。

HTMLCSSJavaScriptなどのWebページを構成する技術でデスクトップアプリケーション開発実行できる「Electron」(エレクトロン)を実行環境としており、WindowsmacOSLinuxなどElectronが対応する環境ならばどこでも同じように使用できる。

コンピュータデスクトップ環境上で文字(テキストデータの作成や編集をうためのソフトウェアであり、テキスト形式データならどのようなものでも扱うことができるが、特にプログラミング言語マークアップ言語などで記述されたコードの記述に適した機能が多く提供されている。

パッケージと呼ばれる機能拡張の仕組みがあり、様々な開発者が公開している機能を選んで組み込むことができる。GitGitHubと連携して編集したファイルバージョン管理ったり、メニューなどを日本語を含む各国語に変更することもできる。

また、言語仕様上の予約語などを色付けするシンタックスハイライト機能はC言語C++C#JavaPythonRubyPHPPerlGo言語HTMLCSSJavaScriptSQLシェルスクリプトXMLなど様々な言語に対応している。

2014年にGitHub社が最初のバージョンを提供し、すぐにMITライセンスに基づいてオープンソース化された。2015年に正式版(バージョン1.0)がリリースされ、Web系エンジニアを中心に広く普及している。

(2019.4.10更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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