読み方 : じっこう
実行【エグゼキューション】execution
別名 :run/execute/exec
概要
実行とは、実際に行うこと。ITの分野では、コンピュータプログラム(ソフトウェア)を実際にコンピュータ上で動作させることを「実行する」という。

コンピュータプログラムは、プログラミング言語によって処理の手順を記述した命令の集合である。プログラムが単に記述されているだけでは処理は行われず、コンピュータにプログラムの実行を指示することにより、プログラムが読み込まれ、記述された命令が一つずつ順に処理される。
プログラムの実行のことは英語で “execute” (名詞形はexecution)と言い、“exe” あるいは “exec” といった略号で示されることもある。それ自体がコンピュータ上で実行できる形式のプログラムファイルなどを「実行可能形式」(executable format)、「実行可能ファイル」(executable file)などと言う。
また、プログラムを実行することを “run” (走る、走らせる)と表現することもあり、プログラムの実行時のことを「ランタイム」(runtime)という。日本語でも同様に「プログラムを走らせる」と言うことがある。
様々な実行方式
プログラムの実行方法は、そのプログラムの形式や使用する言語によって異なる。多くのプログラムは、事前に「コンパイラ」などの変換ソフトウェアによってCPUが直接解釈できる機械語で記述された実行ファイルとして保存され、利用者が起動することで実行される。この方式では、実行プログラムはコンピュータのメインメモリに読み込まれ、CPUが機械語の命令を一つずつ処理する。
一方、スクリプト言語などでは、「インタプリタ」と呼ばれるソフトウェアがプログラムを読み取りながら逐次処理を行い、その場で実行される。機械語への変換は事前にまとめて行われるのではなく、実行時にインタプリタがコードを読み込んで少しずつ変換と実行を交互に繰り返していく。
(2026.3.6更新)