読み方 : カウントイフかんすう

COUNTIF関数【COUNTIF function】

概要

COUNTIF関数とは、表計算ソフトの関数の一つで、指定の範囲の中から条件に一致するセルの個数を返すもの。特定の値に一致するセルや、特定の文字列を含むセルなどを数え上げることができる。
COUNTIF関数のイメージ画像

基本的な書式は「=COUNTIF(セルの範囲,条件)」で、指定範囲のセルの中から条件に一致するものを数え上げる。条件の記法はいくつかあり、「10」「"ABC"」のように単に値を記述すると、その値に一致するセルを数える。

文字列には「?」(任意の一文字)「*」(任意長の任意の文字列)といった任意の文字を表すワイルドカード文字を含めることができる。例えば、条件が「"?et"」であれば「set」「get」「let」などに一致し、「"*県"」であれば「秋田県」「鹿児島県」などに一致する。

条件に「B5」のようにセル参照を記述すると、そのセルの値に一致するセルの数を数える。「"<20"」のように先頭に不等号を付けることにより、「未満」(>)「より多い」(<)「以下」(>=)「以上」(<=)「以外」(<>)などの比較条件を指示できる。

(2024.5.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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