CORREL関数 【CORREL function】
概要
CORREL関数(CORREL function)とは、表計算ソフトの関数の一つで、引数に指定した2つのデータ系列間の相関係数を求めるもの。相関が弱ければ0に近い値を、強ければ1または-1に近い値を返す。2つのデータ列について、一方が上下するともう一方も同じように上下する関係を相関という。両者の動きが一致する度合いは「相関係数」によって表すことができ、0ならば両者の動きにまったく相関が無いことを、1ならば完全な正の相関(正比例)、-1ならば完全な負の相関があることを表す。
CORREL関数はワークシート上の2系列のセルの並びについて、その相関係数を算出する。「=CORREL(B2:B9,C2:C9)」のように同じ個数のセルの系列を指定し、係数を0から1の間の実数で返す。セルに文字列や論理値など数値以外が書かれている場合は無視するが、セルの個数が異なる場合はエラーとなる。CORRELは “correlation” (相関)の略。
(2024.5.11更新)