読み方 : コリレーションかんすう

CORREL関数【CORREL function】

概要

CORREL関数とは表計算ソフトの関数の一つで、引数に指定した2つのデータ系列の相関係数を算出するもの。返す値は-1から1の範囲の実数で、1または-1に近いほど相関が強く、0に近いほど相関が弱いことを示す。
CORREL関数のイメージ画像

相関関係」(correlation)とは、2つのデータ系列の一方が増減したとき、もう一方が同じように増減する関係、およびその度合いの強さである。この連動の強さと方向を数値化したものが「相関係数」で、「1」ならば完全な「正の相関」(一方が増えると他方も増える)、「-1」ならば完全な「負の相関」(一方が増えると他方は減る)、「0」ならば両者の間に線形的な関係がない「無相関」を意味する。

CORREL関数の構文は「=CORREL(配列1, 配列2)」で、「=CORREL(B2:B9, C2:C9)」のように、比較したい2つのセル範囲をそれぞれ引数に指定して使用する。2つの引数に指定するセル範囲は、データの個数が一致している必要がある。個数が異なる場合はエラーとなる。範囲内に文字列や論理値など数値以外のデータが含まれている場合、該当するセルは計算から除外される。

CORREL関数は、気温とエアコンの売上、広告費とWebサイトの訪問者数といった2変数の関係を評価する際に用いられる。ただし、相関係数はあくまで統計的な連動性の強さを示すものであり、2つの変数の間に原因と結果の結びつきである因果関係があることを示すものではない。Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなど主要な表計算ソフトで利用できる。算出される相関係数は、厳密にはピアソンの積率相関係数に相当する。

(2026.6.23更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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