マージン 【margin】 余白

概要

マージン(margin)とは、余白、欄外、周縁、端、余裕、許容範囲、利ざや、限度などの意味を持つ英単語。外来語としては文書などの余白や商取引における利ざや、寸法や性能の余裕といった意味で用いられることが多い。

平面デザインのマージン

文書や印刷物、Webページで、ページの周囲の余白や、要素(文字や画像など)と他の要素の間の空白部分のことをマージンという。Webページでは、要素の境界内側に設けられる空白を「パディング」(padding)、外側に設けられる他の要素との隙間をマージンと呼んで区別する。

商取引のマージン

商取引で、購入したものを別の機会に売却した際、売値から買値を差し引いた利ざやのことをマージンという。また、売手と買手の間に代理店や仲介業者を挟んだ取引において、買手が支払った代金のうち中間業者が受け取る分(仲介手数料)をマージンという。

取引に代理店などが介在することが特に多い広告や金融、不動産などの分野でよく使われる用語で、「代理店マージンは40%です」というように代金の総額に対する割合で表現することが多い。

(2019.9.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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