読み方 : そうたいさんしょう
相対参照【relative reference】相対セル参照/relative cell reference
相対参照とは?

Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトでは、セル参照を「A1」のように列記号と行番号で記述する。特別な指定をしない場合、この記述は相対参照として解釈される。例えばB2セルに「=A1」と入力すると、ソフト内部では「1行上・1列左のセルを参照する」という位置関係として記憶される。
この数式を別のセルにコピーすると、コピー先の位置に合わせて参照先が自動的に書き換わる。B2セルの数式を右隣のC2セルにコピーすると「=B1」、下隣のB3セルにコピーすると「=A2」となる。同じ計算パターンを多数の行や列に一括して適用する際に有用な仕組みである。
対義語は「絶対参照」(absolute reference)で、「$A$1」のように列記号・行番号の前にドル記号を付けることで、コピー後も参照先が変化しない固定した指定になる。また「$A1」のように列のみ、あるいは「A$1」のように行のみを固定する方式もあり、「複合参照」(mixed reference)と呼ばれる。複合参照は、掛け算の九九の表のように特定の行または列を基準とした表を作成する際などに用いられることがある。
(2026.6.16更新)