読み方 : ミンかんすう / ミニマムかんすう

MIN関数【MIN function】

概要

MIN関数とは表計算ソフトの関数の一つで、引数に指定した複数の値の中から最小値を返すものである。Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなど主要な表計算ソフトのほぼすべてで利用でき、売上や成績、測定値といったデータ群から最小値を取り出す際に用いられる。
MIN関数のイメージ画像

書式は「=MIN(値1, 値2, …)」で、引数には特定のセルセル範囲、数値、他の関数の戻り値などを指定できる。「=MIN(B1, C2)」のように個々のセルを列挙したり、「=MIN(B2, 10)」のように数値を直接指定したりすることもできる。「=MIN(B2:B10)」のようにセル範囲を指定した場合は、範囲内の全セルを対象として最小値を求める。

引数に複数のセル範囲を「=MIN(B2:B10, D2:D10)」のように組み合わせて指定することも可能である。対象となるのは数値のみで、文字列や論理値、空白セル、日付などは計算から除外される。引数の中に数値が一つも含まれない場合は0を返す。

論理値のTRUEを1、FALSEを0として扱いたい場合や、「123」のような数値を表す文字列も計算対象に含めたい場合は、MINA関数を用いる。MIN関数とMINA関数とでは、対象データの内容によって結果が異なる場合がある。最大値を求めるにはMAX関数またはMAXA関数を使用する。

条件を満たす値の中から最小値を求めたい場合はMINIFS関数が利用でき、Excel 2019以降およびMicrosoft 365、Googleスプレッドシートで対応している。IF関数を組み合わせることなく条件付きの最小値を一つの数式で算出でき、特定の部門の売上最低額や、条件を絞った期間内の最低測定値などを求める際に利用される。

(2026.6.18更新)
 
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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