ルックアップ 【look-up】
概要
ルックアップ(look-up)とは、検索(する)、探索(する)、(言葉を辞書で)調べる、参照する、見上げる、上向く、などの意味を持つ英熟語。辞書で言葉を引く、電話帳で電話番号を探す、といったように同種のものがたくさん並んでいる中から目当てのものを探し当てる状況を指すことが多い。ITの分野では、表やデータ列などの中から条件に合う項目を探し出す処理などを指すことが多い。「サーチ」(search)とほぼ同義だが、サーチは未知の不特定の対象を条件などを手掛かりに探し求める場合に使われることが多い一方、ルックアップは既知の特定の対象を限られた範囲から見つけ出すことを指すことが多い。
時間のかかる計算などを簡単に済ませるために、事前に様々な入力値から計算結果を求めて対応関係を表にまとめたものを「ルックアップテーブル」(LUT:Look-Up Table)という。毎回計算を行わなくても表から入力値に対応する項目を探すだけで結果を求めることができる。
(2020.6.30更新)