オートコレクト【auto-correct】
概要

この機能は主に、ワープロソフトや表計算ソフト、電子メールソフト、日本語入力システム(IME)など、利用者が頻繁に文章を入力するソフトウェアに実装されている。利用者が文字を入力する際、入力された文字列を辞書や設定されたルールと照合し、一般的な誤字や綴りの誤りを自動的に訂正する。
例えば、英語では「thier」を「their」のスペルミスであると判断して修正したり、文頭の単語の先頭文字を自動的に大文字に変換したりする。日本語では、「こんにちわ」を「こんにちは」に修正するなど、一般的な誤用を自動的に正しい表記へ置き換える。
誤りの訂正だけでなく、表記の統一を目的として利用される場合もある。「コンピュータ」と「コンピューター」のような長音記号の有無、「アマゾンドットコム」と「アマゾン・ドット・コム」のような中黒の有無など、どちらでも間違いとは言えない表記の揺れについて、利用者があらかじめ指定の表記に自動的に統一させることができる。
また、本来の機能の趣旨からは外れるが、定型的な長い文字列を短い打鍵で入力するためにオートコレクト機能を利用する場合もある。住所やメールアドレスなど、頻繁に入力するが長くて打ち間違えやすいような文字列を登録しておき、「じゅうしょ」「めーる」など短い文字列が入力されたら置き換え候補として表示するといった利用法である。日本語環境ではこのような用途はIMEの「辞書登録」機能を使って変換候補に登録するが、アルファベット言語圏ではIMEは使わないため、アプリケーション側のオートコレクト機能で代替することがある。