SUM関数 【SUM function】 合計関数

概要

SUM関数(SUM function)とは、表計算ソフトの関数の一つで、引数に指定した値の合計を求めるもの。引数には特定のセルセルの範囲、値、他の関数の結果などが指定できる。

書式は「=SUM(値1,値2,…)」で、列挙された値をすべて加算した値を返す。SUM(B1,C2)のように特定のセル同士の和を求めたり、SUM(B2,10)のように値を直に指定することができる。SUM(B2:B10)のように範囲指定すると、B2からB10までのすべてのセルの値を合計してくれる。SUM(B1,C2:C5,20)のようにこれらを組み合わせて三項以上を合計することもできる。

ワークシート上ではマウスなどで一行あるいは一列に並んだセルの範囲を指定し、上部のメニューの「Σ」アイコンを押すと右端あるいは下端のセルに選択範囲のセルの合計を求めるSUM関数が自動で記入される。この機能を「オートSUM」という(バージョンや表示設定によってはΣの脇に「オートSUM」と記載がある)。

(2022.2.11更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。