読み方 : サムかんすう
SUM関数【SUM function】合計関数
概要
SUM関数とは、表計算ソフトの関数の一つで、引数に指定した値の合計を求めるもの。Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなど主要な表計算ソフトで共通して利用でき、業務における帳票作成やデータ集計の場面で最も基本的な関数として多用されている。

書式は「=SUM(値1,値2,…)」で、引数には特定のセル、セルの範囲、数値、他の関数の戻り値などを指定できる。列挙された値をすべて加算した結果を返す。引数は複数組み合わせて指定でき、「SUM(B1,C2:C5,20)」のように単一セル、範囲、数値を同時に指定することも可能である。
「SUM(B2:B10)」のようにコロン(:)で範囲を指定すると、B2からB10までの全セルの値を一括して合計する。範囲内に文字列や空白セルが含まれる場合、それらは自動的に無視され数値のみが集計される。データの入力途中であってもエラーを返さず安定して動作する。
「オートSUM」と呼ばれる入力補助機能も用意されている。ワークシート上で一行または一列に並んだセル範囲を選択した状態でツールバーの「Σ」アイコンをクリックすると、選択範囲の合計を求めるSUM関数が末尾のセルに自動入力される。バージョンや表示設定によっては「Σ」の脇に「オートSUM」と表示される場合もある。ExcelではAlt+Shift+=のキーボードショートカットでも同じ操作を実行できる。
表計算ソフトのセル上では加算演算子「+」で足し算の式を書き込んでも合計を求めることができるが、多数のセルを対象とする場合はSUM関数で範囲を指定することで数式の記述を大幅に短縮できる。また、セルの挿入や削除といった表の構造変更に対しても参照範囲が自動的に調整されるため、数式の保守性が高まる。
(2026.6.23更新)