MAX関数 【MAX function】

概要

MAX関数(MAX function)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社の表計算ソフトMicrosoft Excelワークシートセルに書き込むことができる関数の一つで、引数に指定したの最大値を求めるもの。引数には複数の特定のセルセルの範囲、、他の関数の結果などを指定できる。MAXは “maximum” の略。

書式は「=MAX(1,2,…)」で、列挙されたの中で最も大きいを返す。「MAX(B1,C2)」のように特定のセルを列挙したり、「MAX(B2,10)」のようにを直に指定することもできる。「MAX(B2:B10)」のようにセルの範囲を指定すると、すべてのセルの中から最大値を求める。

選択範囲に数値が一つもなければ0を返す。MAX関数の対象とすることができるのは数値のみで、論理値文字列、空白などは無視される。論理値TRUEは1、FALSEは0として解釈したり、数値を表す文字列を数値として扱いたい場合は「MAXA関数」を用いる。最小値を求めるには「MIN関数」または「MINA関数」を用いる。

(2024.5.11更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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