ワークシート 【worksheet】
概要
ワークシート(worksheet)とは、作業用紙、課題用紙などの意味を持つ英単語。一般の外来語としては、授業や研修、講義などで用いる、特定のテーマや単元についての問題や回答欄、解説などをまとめた書き込み式の印刷物を指すことが多い。ITの分野では、表計算ソフトでデータを入力するための、縦横に「セル」(cell)と呼ばれるマス目が規則正しく並んだ表のことをワークシートと呼ぶことが多い。各セルにデータや計算ルールなどを入力していくと、ソフトウェアが自動的に計算や処理を実行し、所定の位置に計算結果を代入したり、グラフを描画したりしてくれる。
ワークシートのことを「スプレッドシート」(spread sheet)と呼ぶこともあるが、ソフトウェアによってはワークシートを何枚も束ねたより大きな管理単位のことをスプレッドシートと呼んだり、表計算ソフト自体のことをスプレッドシートと呼ぶこともあり、文脈によって意味が異なることがある。なお、Microsoft Excelでは一枚ずつの表を「ワークシート」、複数のシートを重ねた全体を「ブック」(book)と呼ぶ。
(2024.1.31更新)