オートフィルタ【AutoFilter】

オートフィルタとは?

表計算ソフトMicrosoft Excel」の機能の一つで、特定の条件に一致するデータの抽出を簡単な操作で行えるようにするもの。画面上の操作だけで簡単に一部のデータのみに絞り込んで表示することができる。
オートフィルタのイメージ画像

この機能を設定するには、表の見出し行を選択した状態で「データタブの「フィルター」をクリックする。すると各列の見出しセルに下向きの三角ボタン「▼」が表示され、これをクリックするとその列の値の一覧がドロップダウン形式で現れる。一覧から表示したい値にチェックを入れると、該当する行だけが残り、それ以外の行は一時的に非表示になる。データが削除されるわけではなく、フィルターを解除すれば元の全件表示に戻る。

絞り込みの条件はデータの種類に応じて柔軟に設定できる。文字列の列では「~を含む」「~で始まる」といった条件を使うことができ、数値の列では「~以上」「~以下」「上位10件」のような大小関係での指定が可能である。日付の列では「今月」「今年」「特定の期間」といった期間指定にも対応している。セルの背景色や文字色を条件にすることもできる。

複数の列に同時に条件を設定すると、すべての条件を満たす行のみが表示される。たとえば「特定の地域の顧客」かつ「売上が一定額以上」といった複合的な絞り込みも、各列のメニューを順に操作するだけで完了する。絞り込み中は行番号が青く表示され、どの列にフィルターがかかっているかも矢印ボタンの見た目で判別できる。

なお、「データが空白である」「空白でない」といった条件を指定することもできるが、表の途中に空白行や空白列が混在していると、Excelが表の範囲を正しく認識できず、一部のデータが対象から外れてしまう場合もある。オートフィルタを正確に動作させるには、データをひとつながりの表として整えておくことが求められる。

(2026.4.22更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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