MEDIAN関数 【MEDIAN function】

概要

MEDIAN関数(MEDIAN function)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社の表計算ソフトMicrosoft Excelワークシートセルに書き込むことができる関数の一つで、引数に指定した中央値を求めるもの。引数には複数の特定のセルセルの範囲、、他の関数の結果などを指定できる。

書式は「=MEDIAN1,2,…)」で、列挙された大きい順あるいは小さい順に並べた際に全体の半分の位置に来るを返す。が偶数個の場合は中央の2つの平均を返す。指定したセルに数値として解釈できる文字列がある場合は数値として扱われる。

MEDIAN(B1,C2)」のように特定のセル中央値を求めたり、「MEDIAN(B2,10)」のようにを直に指定することもできる。「MEDIAN(B2:B10)」のように範囲指定すると、B2からB10までのすべてのセル中央値を求めてくれる。「MEDIAN(B1,C2:C5,20)」のように、これらの指定方法を任意の数だけ組み合わせてすべての中央値を求めることもできる。

複数のセルから代表値を求める関数は他にもあり、平均値算術平均/相加平均)を求めるにはAVERAGE関数を、最頻値を求めるにはMODE関数を利用する。

(2024.5.11更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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