アクティブセル【active cell】カレントセル/current cell

ワークシートは縦横のマス目に区切られており、一つ一つのマス目を「セル」(cell)という。セルには数値や文字列、計算式、関数などを入力でき、フォントや背景色といった書式を設定することもできる。その中で現在の操作対象となっているセルがアクティブセルである。
画面上では、アクティブセルは太い枠線で囲まれて表示されることが多い。Microsoft ExcelやGoogleスプレッドシートなどでは、列ヘッダと行ヘッダがハイライト表示され、画面左上の名前ボックスには「A1」「C5」のようにアクティブセルの位置が示される。数式バーには、そのセルに入力されている内容が表示され、セル内に収まりきらない数式や長い文字列でも全体を確認・編集できる。
キーボードから入力した文字や数値はアクティブセルに書き込まれ、「=」で始まる数式を入力した場合には計算結果がそのセルに表示される。Deleteキーを押すとアクティブセルの内容が消去される。アクティブセルの移動は、マウスでのクリックのほか、矢印キーでも行える。Enterキーで一つ下へ、Tabキーで一つ右へ移動するのが標準的な動作で、Excelではオプション設定でこの移動方向を変更することも可能である。
複数のセルを選択した場合でも、アクティブセルは範囲内の一つに限られる。選択範囲全体は色付きで表示されるが、アクティブセルのみ白抜きなど異なる表示となる。この状態でTabキーを押すと、アクティブセルは選択範囲の内側だけを移動する。Microsoft Excelでは、アクティブセルを含む周囲の入力済みセルのまとまりを「アクティブセル領域」と呼び、領域全体を一括で選択して操作する機能がある。