DATEDIF関数 【DATEDIF function】

概要

DATEDIF関数(DATEDIF function)とは、米マイクロソフト(Microsoft)社の表計算ソフトMicrosoft Excelワークシートセルに書き込むことができる関数の一つで、指定した2つの日付の差を求めるもの。差は日数、月数、年数のいずれかで表される。関数名は “date difference” の略。

書式は「=DATEDIF(日付1,日付2,単位)」で、日付1と日付2の間隔を単位で指定した数量で表す。日付は「A2」「$B$3」のようにセルを指定するか、“2022/02/22” のように日付を引用符で囲んで直接書き込むことができる。

単位は引用符で囲んで文字で表し、“Y” なら年数、“M” なら月数、“D” なら日数を算出する。“MD” と指定すると年・月を無視して日のみを、“YM” や “YD” のように指定すると年を無視して月・日のみを抜き出して計算する。「2002/01/22から2022/02/22」に“YD”を指定すると「1/22から2/22」と解釈する。

例えば、セルC3に「2021/2/22」という日付が記録されているとき、「=DATEDIF(C3, “2022/2/22”, “M”)」を評価するとは「12」となる。TODAY関数と組み合わせて現在までの経過時間(誕生日からの経過年数で現在年齢など)を算出するといった使い方もできる。

(2022.3.2更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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