ノンインテリジェントスイッチ 【non-intelligent switch】

概要

ノンインテリジェントスイッチ(non-intelligent switch)とは、LANスイッチ(スイッチングハブ)の製品分類の一つで、SNMPによる遠隔からの管理に対応していないもの。これに対し、SNMPに対応したものは「インテリジェントスイッチ」という。

インテリジェントスイッチネットワーク管理者が遠隔からアクセスして状態監視や設定変更などの管理をうことが可能だが、そのような機能のない(廉価な)製品をノンインテリジェントスイッチという。高度な管理機能が不要な小規模なネットワークでの利用に適している。

単純な通信・転送機能だけを持ったスイッチ製品(アンマネージドスイッチなどとも呼ばれる)のほか、語義が似ていて紛らわしいが、VLANQoS、接続認証などに対応した、いわゆる「スマートスイッチ」(smart switch)の中にもノンインテリジェント型の製品がある。

(2020.7.2更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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