フロアスイッチ 【floor switch】 フロアハブ / floor hub
データセンターやビル全館といった大規模ネットワークで用いられ、当該フロアの各部屋などに置かれたスイッチからの接続を受け付け、各階を繋ぐ中枢部(バックボーン)へと接続する。
ネットワークが比較的小規模な場合は安価なL2スイッチ製品を用いることもあるが、大規模な場合や冗長構成など高度な通信制御を要する場合にはL3スイッチを用いることもある。
一方、各部屋などでコンピュータなどを接続する末端部のスイッチは「アクセススイッチ」(access switch)あるいは「エッジスイッチ」(edge switch)、中枢部で全体を統合するスイッチを「コアスイッチ」(core switch)という。規模によってはフロアスイッチとコアスイッチの間にもう一段階「ディストリビューションスイッチ」(distribution switch)を設置する場合もある。
(2020.2.15更新)