ギガビットスイッチ 【Gigabit Ethernet Switch】 GbEスイッチ / 1Gスイッチ / ギガビットイーサネットスイッチ / ギガビットハブ / GbEハブ

概要

ギガビットスイッチ(Gigabit Ethernet Switch)とは、ネットワークスイッチ(スイッチングハブ)のうち、ギガビットイーサネット(GbEGigabit Ethernet)に対応し、各ポート1Gbps(ギガビット毎秒)の伝送速度通信ができる製品のこと。

金属芯線に電気信号を流すツイストペアケーブルより対線ケーブル/UTPケーブル)を用いる1000BASE-T規格に対応した製品と、光ファイバーケーブルで光信号を伝送する1000BASE-Xシリーズの規格に対応した製品がある。

1000BASE-T対応製品はコネクタ形状(RJ45モジュラージャック)が旧式の100BASE-TXFast Ethernet)や10BASE-T(初期Ethernet)などの規格と共通であるため、これら旧規格の端末も接続することができる場合が多い。古い規格の製品を接続した場合の通信速度はその規格の上限値(100BASE-TXなら100Mbps)となる。

家庭や小規模ネットワーク向けの製品はGbE用の接続口のみを4~16ポート程度備えた製品が中心だが、大規模ネットワークへの接続を想定した業務用の製品では、上流基幹スイッチへ接続するための10ギガビットイーサネット10GbE10Gigabit Ethernet)の光ファイバーコネクタを備えたものもある。

(2022.11.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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