ルーテッドポート 【routed port】

概要

ルーテッドポート(routed port)とは、L3スイッチのポートのうち、内部のルータ機能と直接通信できるように指定されたポートのこと。

L3スイッチはネットワークスイッチ(L2スイッチ)の内部にルータ機能を備えた装置で、VLANを設定して複数の分離されたネットワークを運用する際、ルータ機能を通じてVLAN間の接続を行うことができる(VLANルーティング)。

ルータ機能へのアクセスは通常、VLANごとに設定された仮想的なインターフェース(SVISwitch Virtual Interface)を介して行うが、ルーテッドポートに指定された物理ポートは内部ルータに直結される。ポートに直にIPアドレスを割り当てることができるが、複数のVLANを併用するトランクポートにすることができないなどの制約がある。

(2023.6.30更新)

ネットワークスイッチの用語一覧