キオスク端末 【interactive kiosk】 情報キオスク / マルチメディアキオスク / MMK

概要

キオスク端末(interactive kiosk)とは、店舗や公共施設、鉄道駅などに設置される自立式の小型の情報端末。情報サービスの提供、各種の支払いや手続きなどに用いられる。

床に置かれたスタンド部の上端に液晶画面、カードの読み取り口や現金の挿入口、印刷物の取り出し口、バーコードリーダーなど(機種や用途によって構成は異なる)があり、前に立って画面の指示に従って操作する。初期には画面脇のボタンなどで操作する方式が多かったが、現在では液晶画面に触れて操作するタッチパネル型の製品が主流となっている。

施設内に置かれた端末は、その施設における情報サービスの提供のために用いられることが多い。図書館の蔵書検索や、役所や病院などでの受付や支払い、美術館や博物館の館内案内などである。

また、コンビニエンスストアなどには様々な情報サービスを提供する多機能なキオスク端末が置かれていることがある。コンサートや映画、レジャー施設、交通機関などのチケット予約・販売、公的機関の証明書などの自動交付、プリペイドカードの販売、オンラインショップやネットサービスの料金支払い、カードローンなどの返済、スポーツくじの販売など様々な事業者と連携したサービスを提供している。

(2019.1.18更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる