ACMS 【Advanced Communication Management System】

概要

ACMS(Advanced Communication Management System)とは、株式会社データアプリケーション(DAL)が開発・販売している、企業間電子取引(EDI:Electronic Data Exchange)のためのソフトウェア製品のシリーズ名。

企業内の情報システムと取引先のシステムの間で電子的に取引データをやりとりするための機能を提供するもので、データベースERPなど業務システムからのデータの読み出しや書き込み、データ形式(フォーマット)の変換、様々なプロトコル通信手順)によるデータの送受信をうことができる。

データ連携基盤としての様々な機能を包含する基幹モデルの「ACMS Apex」と、企業間の通信機能に特化した「ACMS B2B」が用意されている。オプションでこれらにWeb-EDI機能を追加する「ACMS WebFarmer」やファイル変換ツール「ACMS Web/deTrade II」なども提供されている。

1990年代から開発・販売されているEDIパッケージの草分け的な存在で、標準的な製品の一つとして国内市場で高いシェアを獲得・維持している。

(2020.5.12更新)
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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