読み方 : ビートゥービートゥーシー

B to B to C【Business-to-Business-to-Consumer】B2B2C/BtoBtoC

概要

B to B to Cとは、企業間の取引を通じて最終的に一般消費者へ商品やサービスを提供する事業構造のこと。取引の直接の相手は企業同士であるが、その取引が消費者向けの事業の一部を構成している点でB to BともB to Cとも異なる概念として用いられる。
B to B to Cのイメージ画像

企業間取引を「B to B」(Business-to-Business)、企業と消費者の取引を「B to C」(Business-to-Consumer)と呼ぶが、B to B to Cはその両者が連なった構造を指す。商品や価値が企業から別の企業へ渡り、最終的に消費者へ届く流れ全体を一つの事業モデルとして捉えた概念である。仲介する企業の直接の顧客は事業者であるが、その先にいる消費者の需要が取引の前提となっている。

消費財メーカーと流通業者の関係が典型例である。食品や日用品のメーカーは自社製品を消費者に直接販売することは少なく、卸売業者や小売店を通じて市場に流通させる。化学メーカーが開発した新素材をアパレルメーカーが衣料品に加工して販売する場合や、部品メーカーが供給した部品を家電メーカーが製品に組み込んで出荷する場合も同様の構造である。

消費者向け取引を仲介・支援する事業もB to B to Cに分類される。飲食店・宿泊施設の予約サイト、フードデリバリーサービス、オンラインモールなど、事業者と消費者を結び付けるプラットフォーム型のサービスがその例として挙げられる。決済代行事業者や配送事業者のように消費者と直接契約しない場合でも、消費者との取引の過程に組み込まれていればB to B to Cとみなされることがある。

(2026.6.15更新)

他の辞典等による「B to B to C」の解説 (外部サイト)

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