コンバージョンレート 【conversion rate】 CVR / コンバージョン率 / CV率

概要

コンバージョンレート(conversion rate)とは、企業と何らかの接触を持った見込み顧客のうち、実際に顧客やサービス会員に転換(conversion)した人の割合。例えば、オンラインストアの来訪者のうち商品を購入した人の割合をこのように呼ぶ。

解説 通常はECサイトやネットサービスなどのWebサイトについて用いられる指標で、サイトへの訪問者のうち、成約や会員登録、資料請求など、サイト側にとって「成果」となる行動を起こした人の割合を意味する。

コンバージョンレートが0%ならば来訪者が誰も商品を購入しない状態を状態を表し、100%ならばすべての来訪者が商品を購入したことを表す。この値が高いほど、見込み顧客を少ないコストで効率よく顧客に転換できていることになる。

サイト訪問者数に対する割合だけでなく、流入経路ごとに算出する場合もある。例えば、外部の様々なサイトに様々なパターンの広告を出稿している場合に、流入元のサイトや表示内容(クリエイティブ)ごとにコンバージョンレートを算出し、最も効果の高かった出稿方法を割り出すといった手法が用いられることもある。

(2018.11.23更新)

他の用語辞典による「コンバージョンレート」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「コンバージョンレート」の出題履歴

▼ 基本情報技術者試験
令6修12 問50】 サイトアクセス者の総人数に対して,最終成果である商品やサービスの購入に至る人数の割合を高める目的でショッピングサイトの画面デザインを見直すことにした。
平31春 問69】 サイトアクセス者の総人数に対して,最終成果である商品やサービスの購入に至る人数の割合を高める目的でショッピングサイトの画面デザインを見直すことにした。