C to C 【Consumer-to-Consumer】 C2C / CtoC

概要

C to C(Consumer-to-Consumer)とは、商取引の分類を表す用語の一つで、個人間、とりわけ一般消費者同士の間でわれる商取引のこと。また、個人間の取引を仲介する事業やサービスなどのこと。

電子商取引やネットサービスの事業分類によく用いられる概念で、個人間で物品の売買やサービス提供をう取引や、その仲介や紹介などをう事業などを指すことが多い。具体的にはネットオークションYahoo!オークションなど)やフリマアプリ(メルカリなど)、個人で開業できるオンラインショップ(の開設・運用支援サービス)などが該当する。

近年では、物品の売買に限らず個人間の財産の貸し借りやサービス提供を仲介するネットサービスが興隆している。例えば、個人宅の空き部屋の宿泊提供(AirBnBなど)、自動車による送迎(Uberなど)、駐車場の時間貸し(Akippaなど)、飲食店からの宅配(Ubereatsなど)などである。ネットを介した資産の貸し借りで生まれる新たな経済を「シェアリングエコノミー」という。

これに対し、企業と消費者の商取引を「B to C」(Business-to-Consumer)、企業間の商取引を「B to B」(Business-to-Business)という。また、公的機関(G:Government)との商取引や行政サービスの提供などについて、「B to G」(企業→公的機関)、「G to B」(公的機関→企業)、「G to C」(公的機関→住民・国民)のように類型化することもある。

(2023.9.4更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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