リスティング広告 【listing advertisement】 検索連動型広告 / keyword targeted advertisement / キーワードターゲティング広告 / 有料リスティングサービス / ペイドリスティング / paid listing services / キーワード連動型広告 / サーチワード広告

概要

リスティング広告(listing advertisement)とは、検索エンジンなどの検索結果ページに掲載される広告。特に、検索語と関連性の高い広告を選択して表示する広告。検索結果の表示に合わせ、テキスト広告となっていることが多い。

広告主は掲載したい広告内容と共に、掲載したい検索キーワードを指定する。検索エンジン利用者がそのキーワードで検索すると、結果を表示するページの一部に当該広告が表示される。

掲載料は掲載回数に比例するインプレッション課金が用いられる場合もあるが、多くのサービスでは掲載された広告リンククリックタップ回数に比例するクリック課金が採用されている。

掲載希望が多いキーワードでは表示枠のオークションがわれ、高い掲載単価を提示した広告主の広告が優先的に表示される。クリック課金の場合はわざとクリックされにくい掲載内容を高単価で出稿し、低い掲載料で露出効果だけを得ようとする広告主もいるため、掲載内容の品質など他の指標も用いて総合的に優先度を決める場合もある。

日本におけるWeb検索サービスは米グーグルGoogle)社のGoogle検索Yahoo!JAPANのYahoo!検索(検索結果の大半はGoogle社が提供)による寡占状況にあり、リスティング広告もGoogle検索に表示されるGoogle広告Google Ads/旧Google AdWords)とYahoo!検索に表示されるYahoo!広告(の検索広告/旧スポンサードサーチ・旧オーバーチュア)が市場の大半を占めている。

(2020.5.26更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
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