読み方 : イービジネス

eビジネス【e-business】

概要

eビジネスとは企業などの事業活動全般に渡ってインターネットや関連する情報・通信技術を導入し、業務工程を全面的に電子化すること。また、そのような変革を経て生まれた深く電子化された企業活動や商取引。
eビジネスのイメージ画像

製品などの売買をインターネット上で電子化した「電子商取引」(EC:Electronic Commerce)の次の段階として提唱された概念で、企業の業務過程に全面的にインターネット由来の技術を導入し、ビジネス全体が電子化された状態を指す。

1997年に米IBM社がインターネット時代の事業構想を発表する中で、企業が目指すべき方向性として提唱した標語である。“e” は “electronic” (電子的)の頭文字で、当時は “e-mail” (電子メール)のように、従来からある仕組みを電子化したものに “e-” という接頭辞を付けて呼ぶことが流行していた。

同社が新産業の興隆を願って、あえて商標登録しなかったこともあり、他社やメディアも盛んに用いるようになったが、世間での用例は組織内の業務の電子化というよりは、ネットサービスなどインターネットにより新たに生まれた事業や業態、産業などの総称的な意味合いが多かった。

2000年代後半になり、企業活動におけるコンピュータインターネットの利用が当たり前になると、企業や人々の関心は電子化、ネット化そのものから、新しい技術やシステムの具体的、個別的なあり方などに移っていき、eビジネスという用語もあまり使われなくなっていった。

(2025.10.24更新)
 

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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