Webマスター 【webmaster】 ウェブマスター

概要

Webマスター(webmaster)とは、Webサイトの管理者のこと。個人サイトでは開設者本人が、企業運営のサイトなどでは運営責任者がこれに当たる。

Webサイト構築開発や管理・運用、対外的な窓口について責任を持つ立場の人のことを指し、WebデザイナーやWeb開発者(デベロッパー/エンジニア)、Webサーバ管理者、および掲載内容の製作者や執筆者、編集者などを統括する役割を担う。

小規模なサイトやチームではこれらの役職のいずれか、あるいはいくつかと兼任となる場合もある。制作と運用が分かれている場合には主に運用組織の責任者をこのように呼ぶ場合が多い。

似たような意味の役職名に「Webディレクター」(web director)、「Webマネージャー」(web manager)などがあり、組織によって具体的な意味や役割、名称の使い分けは異なるが、ディレクターといった場合は制作側の、マネージャーやマスターは運用側の責任者というニュアンスで使われることが多い。

もともと、メールサーバの管理者を “postmaster” (「郵便局長」の意)と呼び、「postmaster@ドメイン名」というメールアドレスメールサーバの問い合わせ窓口に使っていた慣習があり、これに倣ってWebサイトの管理者を “webmaster” 、問い合わせ先を「webmaster@ドメイン名」とする慣習が広まった。

(2018.4.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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