LRDIMM 【Load Reduced Dual In-Line Memory Module】 Load-Reduced DIMM
概要
LRDIMM(Load Reduced Dual In-Line Memory Module)とは、DDR SDRAMのメモリモジュール(DIMM)仕様の一つで、コントローラとメモリチップの間のすべての通信をバッファ回路を介して行なうもの。容量や高速性が重視されるサーバ向け製品などで用いられる。従来のUDIMM(Unbuffered DIMM)、RDIMM(Registered DIMM)に加えDDR3 SDRAMで新たに追加された。クロックやアドレスなどの制御信号をバッファリングするRDIMMをさらに発展させた方式で、データ信号を含めすべての信号がバッファ回路を経由する。
データバスを含めたメモリバス全体の負荷が軽減されるため、モジュール1枚当たりのメモリチップ数や、マザーボードに装着できるモジュールの数を増やすことができ、転送速度の高速化も同時に実現できる。
(2020.2.1更新)