USBハブ 【USB hub】

概要

USBハブ(USB hub)とは、パソコン本体の1つのUSBポートに複数のUSB機器を装着するための分岐装置。パソコン本体のUSBポートに接続するケーブルと、数個(4~16程度が多い)のUSBポートを備えた構造になっている。

給電方式の違いから、パソコン本体からUSBケーブルで給電するバスパワー方式、ACアダプタなどでコンセントから電源を取るセルフパワー方式、電池や内蔵バッテリーを電源とするバッテリーパワー方式などの種類がある。

バスパワー駆動の製品は接続された機器へ供給する電力が小さい場合(マウスキーボードUSBメモリなど)に適しており、セルフパワー駆動の製品は相対的に大電力を要求するプリンタタブレット端末外付けハードディスクなどを使いたい場合に用いる。

USBハブはコンパクトな単体の製品として販売されている他に、液晶ディスプレイなどにその機能が内蔵されている場合(コンパウンドデバイス)もある。

(2018.8.11更新)

他の辞典による解説 (外部サイト)

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。
ホーム画面への追加方法
1.ブラウザの 共有ボタンのアイコン 共有ボタンをタップ
2.メニューの「ホーム画面に追加」をタップ
閉じる