インターフェースカード【interface card】インターフェースボード/interface board

カードの片側の縁には拡張スロットへ差し込む端子が並び、別の縁には外部ケーブルを接続するコネクタが設けられている。パソコンの背面に設けられた開口部からこのコネクタにケーブル端子を差し込んで接続することができる。装着後はオペレーティングシステム(OS)がカードを周辺機器として認識し、対応するデバイスドライバを導入することで利用可能になる。
通常、一枚のカードは一つのインターフェースに対応しており、USB、SATA、eSATA、Thunderbolt、SCSI、SAS、IEEE 1394などに対応したカードがある。利用者が用途に応じて必要なものを選択する。例えば、IEEE 1394コネクタを持たないパソコンに対応カードを装着すれば、IEEE 1394接続のデジタルビデオカメラからケーブルを通じてデータを取り込むことができるようになる。
拡張スロットの規格はかつてISAバスやPCIバスが主流であったが、現在はPCI Expressが広く使われている。カードはスロットの規格と対象インターフェースの組み合わせで製品が分かれており、自分の環境に合ったものを選んで購入・装着する必要がある。なお、PCI Expressにはバージョン(4.0、5.0など)とレーン数(x1、x4、x16など)という仕様の違いがあり、コンピュータ側とカード側の仕様が一致しているか確認が必要である。
近年ではマザーボードに主要な入出力機能が直接実装されるようになり、汎用的なインターフェースカードを追加する機会は減っている。しかし、あまり一般的ではない特殊な用途の外部インターフェースが必要な場合や、標準搭載の機能では性能が不足する環境では、現在も重要な拡張手段として使われている。業務用途では10Gbps以上の高速通信に対応したカードや、複数ポートを持つシリアル通信カード、光ファイバー通信向けカードなども利用される。