オーバーラップ【overlap】

オーバーラップとは?

重なる、重なり合う、重ね合わせる、一部を覆う、重複する、共通する、重なり、重複、共通部分などの意味を持つ英単語。IT分野では、二つ以上の物事が時間や空間、内容などの面で部分的に重なり合う状態を指すことが多い。
オーバーラップのイメージ画像

映像におけるカットの切り替え(トランジション)効果の一つで、前のカットが徐々にフェードアウトしながら、同時に次のカットが徐々にフェードインして切り替わる手法をオーバーラップあるいは「ディゾルブ」(dissolve)という。音響制作でも同様に、前の音をフェードアウトしながら徐々に次の音をフェードインしていく手法をオーバーラップあるいは「クロスフェード」(cross-fading)という。

コンピュータの操作画面で、実行中のソフトウェアにそれぞれ独立した表示・操作領域(ウィンドウ)を与え、ウィンドウ同士を重ね合わせて表示することができる方式を「オーバーラップウィンドウ」という。WindowsやmacOSなどのデスクトップ画面で馴染み深い方式で、複数のソフトウェアの状況を同時に確認しながら、素早く目的のソフトウェアの画面に切り替えることができる。

ビジネス分野でも、部署間の業務範囲が一部重複している状態をオーバーラップということがある。意図的な重複は担当の隙間に落ちる課題を拾い上げたり、欠員時の補完体制を整えたりする効果をもたらす一方、意図しない重複は責任の所在を曖昧にしたり、作業効率を下げたりする要因にもなる。複数の工程の重複・同時進行のことや、業務の引き継ぎのために一時的に役職が重複している状態などをオーバーラップということもある。

この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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