ビデオキャプチャ 【video capture】

概要

ビデオキャプチャ(video capture)とは、テレビチューナーやビデオレコーダーなど映像を扱う機器から、映像や音声を取り込んでデジタルデータとしてコンピュータに保存すること。表示画面を動画として記録・保存する画面録画(スクリーンレコーディング)のことを指す場合もある。

テレビ放送、ビデオレコーダーやビデオデッキなどで再生している映像、ネットワークを通じてストリーミング配信されている動画、コンピュータデスクトップ画面などを、動画・音声データとして記録し、汎用的な圧縮形式の動画ファイルとして保存する。

パソコンなどでビデオキャプチャをうには、映像信号や音声信号を受信してコンピュータの扱うことのできる形式のデジタルデータに変換する装置が必要で、USBなどで接続するビデオキャプチャデバイスや、拡張カードとしてコンピュータ本体内部に取り付けるビデオキャプチャカードを用いる。

テレビ放送を取り込んで保存する機能を持った機器の中にはテレビチューナーを内蔵して自前で放送信号を受信できるものが多い。近年では映像機器の多くもデジタル形式で動画や音声を扱うため、HDMIなどのデジタル端子から出力されるデータを取り込んで記録するタイプの装置が一般的となっている。

(2022.5.14更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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