読み方 : ドットイーエックスアンダーバーファイル
.ex_ファイル
概要

Windowsでは、拡張子が「.exe」のファイルはプログラムの実行ファイルとして扱われる。コンピュータウイルスなどのマルウェアはEXEファイルの形で配布されることが多く、多くのメールサーバではEXEファイルを添付したメールの送受信を制限または遮断している。
このような制限下で実行ファイルをやり取りするため、送信者が事前に拡張子を「.ex_」に変更して送信する。拡張子が変わるとメールシステムが通常の実行ファイルと見なさなくなり、フィルタを通過できる場合がある。
受信側では、ファイルをそのままダブルクリックしても実行されない。一旦ストレージに保存した上で、デスクトップやエクスプローラー上の操作でファイル名を変更し、拡張子を「.exe」に戻すことで通常の実行ファイルとして利用できるようになる。
受信した.ex_ファイルを復元・実行する際は、安全性の確認が求められる。悪意ある第三者が不正なEXEファイルを「.ex_」に偽装して送付するケースもあり、近年のメールセキュリティ製品の多くは拡張子の変更だけでは検査を回避できない仕組みになっている。送信者の確認やセキュリティソフトによるスキャンを行ってから実行することが一般的である。
なお、「.ex_」は米マイクロソフト(Microsoft)社製品のインストール媒体などで使われる圧縮済み実行ファイルの拡張子としても使われる。この場合はCAB形式などで圧縮されたファイルであり、メール添付用に改名されたEXEファイルとは意味が異なる。同じ拡張子でも中身と用途が異なるため、区別が必要である。
(2026.6.25更新)