Webメール 【webmail】 ウェブメール / ブラウザメール / Webメーラー

概要

Webメール(webmail)とは、Webブラウザ電子メールの閲覧や送受信ができるシステムサービスメールソフト(メールクライアント)に相当する機能をWebアプリケーションとして実装したもので、Webブラウザがあればどんな環境からでもメールが利用できる。

Webブラウザで管理画面のURLを開き、メールアドレスメールアカウント)やパスワードなどで本人確認(ユーザー認証)をうことにより、自分のアドレスの利用環境を呼び出すことができる。受信したメールの一覧や検索、本文の表示や添付ファイルの取得、新規メールの作成・送信、連絡先の管理などができる。

一般的なメールソフトメールクライアント)がどのようなメールサーバで利用できるのに対し、Webメールシステムは通常、メールサーバの管理主体が付加サービスとして当該サーバ利用者に提供しており、他のサーバに接続して利用することはできない。

企業や公的機関、大学などが構成員向けに運用する場合と、インターネットサービスプロバイダISP)やネットサービス事業者が契約者向けに運用している場合がある。また、米グーグルGoogle)社のGmailのように、ポータルサイトなどが提供している無料で取得・利用できるフリーメールサービスの多くはWebメールの形で運用されている。

(2018.4.16更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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