捨てアド 【捨てメアド】 捨てアドレス / 使い捨てメールアドレス

概要

捨てアド(捨てメアド)とは、フリーメールサービスなどを利用して取得した、使い捨てのメールアドレス。自分のメインのアドレスとは別に取得・使用するもので、短期間だけ、あるいは特定の目的や相手にだけ使用するもの。

所属先などで発行されたメールアドレスは外部から自分への連絡先として継続的に使用するのが一般的だが、何らかの事情で、自分が普段使用しているアドレスを教えずにメールをやり取りしたい場合がある。

そのような場合に、誰でも自由にアドレスを取得して基本的なメールの送受信を無料でうことができるフリーメールなどのサービスを利用し、一時的に、あるいは当座の目的のために「使い捨て」として使用するアドレスを取得することがある。

捨てアドを利用する目的は様々だが、身分を明かしたくない相手との通信用、SNSなどネットサービスへの複数アカウントの登録、日常使うアドレスに営業メールなどが来てほしくないサービスへの登録用、営利目的メールスパムメール)の配信用などの利用例がある。

なお、Webメールサービスなどの中には、普段使うアドレスの他に別のアドレスを追加してメールを送受信できる(メールボックスは共通)サービスを提供しているものもあり、サービスごとの使い分けや迷惑メール対策などのためにはこの機能を利用して捨てアドを作成することもある。

(2023.11.27更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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