メールマガジン 【email newsletter】 メルマガ

購読を希望する人は発行元に自身のメールアドレスの登録を依頼することにより、次号の発行時からメールを受信できるようになる。不要になったら案内に従って購読中止を申し出ることで配信を停止することができる。創刊時からのバックナンバーをWebサイトなどで提供している媒体もある。
有料のものと無料のものがあり、有料の場合は月額や年額の購読料が一般的だが、一通当たりの受信料金が設定されている場合もある。無料のものは外部の広告やPR記事などを含めて発行コストを賄っている場合もあるが、単に発行元の宣伝や販売促進のためのメールを定期的に配信しているものをメールマガジンと称していることも多い。
発行主体は個人や企業、行政、政党、非営利法人など様々で、目的や内容も千差万別である。メールサーバに追加できる配信管理システムなど利用して自前で配信を行っている発行元もあるが、配信管理サービスを利用すれば技術的な知識や環境がなくても手軽に発刊することができる。小規模な場合は宛先のBCC機能を利用して通常のメールとして送る事例も見られる。
「メールマガジン」という呼称はインターネットが一般に普及し始めた1990年代の末に広まった和製英語で、英語圏では同様の仕組みは “email newsletter” あるいは単に “newsletter” などと呼ばれる。
(2025.10.16更新)