ゲストポート【ゲストネットワーク】ゲストSSID/ゲストWi-Fi

概要

ゲストポートとは、無線LANWi-FiアクセスポイントWi-Fiルータの持つ機能の一つで、来客用に内部ネットワークから切り離されインターネットに直結したネットワークを構成する機能のこと。
ゲストポートのイメージ画像

ゲストポートに接続した端末はインターネットへのアクセスのみが許可され、同じ建物内にある他の端末やサーバNASネットワーク接続ストレージ)、プリンタなどの機器とは通信できない。来客のスマートフォンノートパソコンが、ホスト側の個人ファイルや業務データに触れる心配がなくなる。

設定はルータアクセスポイントの管理画面で、ゲスト用のSSIDネットワーク名)とパスワードを入力する。来客には普段使っているメインのネットワークの認証情報を教える必要がなく、利用者が変わるたびにパスワードを変更してもメイン側の機器の再設定などは必要ない。

家庭では友人や親戚の訪問時に、オフィスでは取引先や来訪者への一時的なWi-Fi提供に利用される。また、スマート家電などなどのIoT機器をゲストポートに接続して、メインネットワークから隔離するセキュリティ対策としても用いられる。IoT機器はセキュリティ上の脆弱性が指摘されることが多いが、万一侵害されても他の機器への影響を抑えられる。

通信速度や接続台数を制限できる機種もあり、ゲスト利用によってメインネットワークの品質が低下するのを防ぐことが可能である。すべてのWi-Fiルータがこの機能を備えているわけではなく、製品によって設定の柔軟性や対応する機能の範囲は異なる。

(2026.4.15更新)
 

資格試験などの「ゲストポート」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令4 問68】 無線LANルータにおいて、外部から持ち込まれた端末用に設けられた、“ゲストポート”や“ゲストSSID”などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として、適切なものはどれか。
令4 問68】 無線LANルータにおいて、外部から持ち込まれた端末用に設けられた、“ゲストポート”や“ゲストSSID”などと呼ばれる機能によって実現できることの説明として、適切なものはどれか。
この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
1997年8月より「IT用語辞典 e-Words」を執筆・編集しています。累計公開記事数は1万ページ以上、累計サイト訪問者数は1億人以上です。学術論文や官公庁の資料などへも多数の記事が引用・参照されています。