ゲストポート【ゲストネットワーク】ゲストSSID/ゲストWi-Fi

ゲストポートに接続した端末はインターネットへのアクセスのみが許可され、同じ建物内にある他の端末やサーバ、NAS(ネットワーク接続ストレージ)、プリンタなどの機器とは通信できない。来客のスマートフォンやノートパソコンが、ホスト側の個人ファイルや業務データに触れる心配がなくなる。
設定はルータやアクセスポイントの管理画面で、ゲスト用のSSID(ネットワーク名)とパスワードを入力する。来客には普段使っているメインのネットワークの認証情報を教える必要がなく、利用者が変わるたびにパスワードを変更してもメイン側の機器の再設定などは必要ない。
家庭では友人や親戚の訪問時に、オフィスでは取引先や来訪者への一時的なWi-Fi提供に利用される。また、スマート家電などなどのIoT機器をゲストポートに接続して、メインネットワークから隔離するセキュリティ対策としても用いられる。IoT機器はセキュリティ上の脆弱性が指摘されることが多いが、万一侵害されても他の機器への影響を抑えられる。
通信速度や接続台数を制限できる機種もあり、ゲスト利用によってメインネットワークの品質が低下するのを防ぐことが可能である。すべてのWi-Fiルータがこの機能を備えているわけではなく、製品によって設定の柔軟性や対応する機能の範囲は異なる。
(2026.4.15更新)