バブルチャート 【bubble chart】

概要

バブルチャートとは、一つのデータが複数の量や特性の組として表される場合に、3つの値の間の関係を明らかにするために作成される図。散布図の点を円に変え、円の大きさで3つ目の値の大きさを表現したもの。
バブルチャートのイメージ画像

縦軸と横軸にそれぞれ別の特性を割り当て、各データについて対応する位置に点を打った図を「散布図」(scatter diagram)という。バブルチャートはこの点を広がりを持つ円にして、円の大きさ(直径あるいは面積)が3つ目の特性の大きさを表すようにする。

平面上の円の分布、円の大きさの変化と位置の関係により3つの特性の間の関係が明らかになり、いずれかの特性の組み合わせに相関があるかを調べたり、これらの特性で表される現在の状態の把握や分析などを行うことができる。

「バブル」(bubble)とは「泡」のことで、多数の円が散らばっている様子を泡になぞらえた名称である。一つひとつの円のことをバブルと呼ぶこともある。第4の特性として円をグループごとに色分けすることで、グループ間の傾向の違いなどを比較することもできる。

(2023.10.5更新)

他の用語辞典による「バブルチャート」の解説 (外部サイト)

資格試験などの「バブルチャート」の出題履歴

▼ ITパスポート試験
令5 問27】 ファミリーレストランチェーンAでは、店舗の運営戦略を検討するために、店舗ごとの座席数、客単価及び売上高の三つの要素の関係を分析することにした。