FOSS 【Free and Open Source Software】 FLOSS / Free/Libre and Open Source Software

概要

FOSS(Free and Open Source Software)とは、フリーソフトウェアオープンソースソフトウェアなど、利用者に何らかの自由が認められているソフトウェアの総称。自由の種類や度合いは個別の対象ごとに異なる。

ソフトウェアが “free” (フリー)や “open” (オープン)であるという状態には、入手や使用が無償でできる、複製や再配布が認められている、ソースコードが公開されている、仕様や接続方法が公開されている、といった様々な意味や解釈がありうる。

FOSSは、こうした個別の意味や内容の違い、フリーソフトウェア運動とオープンソース運動の主張や目標の違いはひとまず脇において、利用者に何らかの自由が認められているソフトウェア全体を総称する用語として用いられる。

なお、“free” という言葉は「無料」の意味に取り違えられやすいことから、「自由」の側面を重視する場合にはラテン語系の言語(スペイン語やフランス語など)で自由を意味する “libre” (リーブル/リブレ)を追加した「FLOSS」という表記が好まれる。

(2019.3.6更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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