GA版 【General Availability】

概要

GA版(General Availability)とは、ソフトウェア製品やサービスなどの開発過程で製作される版のうち、最終的に広く一般に提供、販売、公開される版のこと。正式版、製品版、正規版、一般提供版、一般公開版などと訳されることもある。

ソフトウェアなどの新バージョン開発する際、すべての機能が完成した段階で試作版やテスト版を作成し、開発チーム内で試験をったり、既存顧客などに配布して試用してもらうことがある。その際、発見された不具合を修正したり要望を取り入れるなどして、試作とテストを何度か繰り返すことがある。

そのような試作版は試験の進捗などに応じて「アルファ版」「ベータ版」「プレビュー版」「RC版」(Release Candidateリリース候補)など何段階か作成される。そのような同じバージョンの試作版と区別して、最終的に状態が安定し、正式に発行することが決まった版のことをGA版という。

(2022.1.8更新)

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この記事の著者 : (株)インセプト IT用語辞典 e-Words 編集部
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