CTU 【Customer network Terminating Unit】 加入者網終端装置

概要

CTU(Customer network Terminating Unit)とは、NTT西日本の光ファイバー通信サービス(FTTH)「フレッツ・光プレミアム」で加入者宅に設置されていた終端装置の一つ。サービスに加入すると標準で同社から貸与される。同社の他のFTTHサービスやNTT東日本のサービスでは必要ない(利用できない)。

CTUはONU(光ネットワークユニット)と加入者のパソコンなどの間に設置され、両者とLANケーブルで接続される。PPPoEなどによるインターネットサービスプロバイダ(ISP)への接続やDHCPサーバ、ファイアウォールなどの機能を内蔵しており、いわゆるブロードバンドルータの役割を果たす。

同社のIPv6ネットワークに接続する機能を持ち、IPv4によるインターネット接続だけでなく、「フレッツ・v6アプリ」など同社の提供するIPv6を活用した様々なサービスが利用可能になる。なお、2019年1月のフレッツ・光プレミアム終了に伴いCTUも廃止となり、後継の「フレッツ 光ネクスト」ではCTUは使われていない。

(2019.6.20更新)