読み方 : シーティーユー
CTU【Customer network Terminating Unit】加入者網終端装置
概要
CTUとは、NTT西日本の光ファイバー通信サービス「フレッツ・光プレミアム」において加入者宅に設置されていた終端装置。サービス加入時に同社から標準で貸与され、ブロードバンドルータと同等の機能を持つ。2019年1月のサービス終了に伴い廃止された。

ONU(光回線終端装置)と加入者宅内のネットワークスイッチやパソコンなどの機器との間に設置し、それぞれLANケーブルで接続して使用する。NTT西日本の他のFTTHサービスやNTT東日本のサービスでは使用されず、フレッツ・光プレミアム専用の装置である。
内部にはPPPoEによるISP(インターネットサービスプロバイダ)への接続機能、DHCPサーバによるIPアドレスの自動割り当て機能、パケットフィルタリングなどのファイアウォール機能を備える。これらにより、ONUから受け取った通信を宅内のLANへ中継し、インターネットへの接続を管理する。機器の設定や状態確認はWebブラウザから行うことができ、ファームウェア更新もネットワーク経由で提供されていた。
CTUはNTT西日本が運用するIPv6網への接続機能も備えていた。通常のIPv4によるインターネット接続に加え、「フレッツ・v6アプリ」をはじめとする映像配信やIP電話などのIPv6対応サービスを利用できた。フレッツ・光プレミアムでは、インターネット向けの通信経路と同社サービス向けの通信経路が分離されており、CTUはこれらを統合的に制御する装置として動作していた。
2019年1月にフレッツ・光プレミアムの提供が終了したことに伴い、CTUも廃止された。後継の「フレッツ 光ネクスト」ではネットワーク構成が変更され、CTUの機能は市販のブロードバンドルータやホームゲートウェイ、あるいはルータ機能を内蔵した一体型のONUに統合されている。
(2026.6.16更新)