ネットサーフィン【surfing the Web】
概要

Webはハイパーリンクの仕組みによって、同一サイト内のページだけでなく外部の別サイトへも自由に移動できるよう作られている。利用者はWebブラウザでリンクをクリックするだけで、ページ間やサイト間を次々に移動していくことができる。
ネットサーフィンは特定の情報を探す検索行動とは異なり、テレビを流し見するように、暇な時間に興味の赴くままサイトを渡り歩く娯楽的な行動を表すことが多い。ニュース記事から個人のブログへ移動し、さらに関連する掲示板や動画共有サイトへ移っていくといった連続的な閲覧が典型例である。
「ネットサーフィン」という語が広く使われるようになったのは1990年代半ばである。当時はインターネット接続環境の普及と共にWebサイトの数が急増しており、新しい情報や個人運営のホームページを探し回ること自体が、インターネット利用の楽しみ方の一つとして認知されていた。雑誌やテレビ番組でも、インターネットの楽しみ方として紹介される機会が多かった。
現在でも意味は通じるが、日常的な使用頻度は以前より低下している。検索エンジンの高度化やSNS、レコメンド機能の発達により、関連する情報や興味のありそうなコンテンツがアルゴリズムによって自動的に提示される利用形態が主流となったためである。動画共有サービスやニュースアプリでおすすめのコンテンツを縦方向にスクロールして次々に消費するような視聴スタイルも広まっており、リンクを自らたどって未知のサイトを発見していくという行動そのものも、以前に比べて少なくなっている。
(2026.6.23更新)