フォームデータ 【form data】
Webページの記述に用いられるHTMLでは、文字の入力欄や選択式の入力要素をページ上に配置することができ、閲覧者が入力した内容をWebサーバに送信することができる。この入力内容のことをフォームデータという。
HTMLではform要素で送信先URLなどを指定し、その内部に任意の種類や数の入力要素を設けることができる。基本的な入力欄はinput要素で生成することができ、一行の文字列入力(テキストボックス)、択一ボタン(ラジオボタン)、複数選択ボタン(チェックボックス)、送信ボタン(サブミットボタン)などが用意されている。
WebサーバとWebブラウザの通信方式を規定するHTTPでは、フォームデータの送信に二つの方式を用意している。通常のページの取得と同じGETメソッドを用い、URLの末尾に特殊な記法でデータを埋め込む方式(クエリ文字列)と、ブラウザからのデータ送信用のPOSTメソッドを用いてHTTPヘッダ領域の中にフォームデータを埋め込む方式である。
(2020.3.14更新)