シークレットモード 【secret mode】 シークレットブラウジング / secret browsing / シークレットウィンドウ / secret window / InPrivateブラウズ / プライベートモード
ブラウザによって呼び名が異なり、Google Chromeなどでは「シークレットブラウジング」、Microsotft Edgeでは「InPrivateブラウズ」、Mozilla FirefoxやApple Safariなどでは「プライベートブラウジング」などと呼んでいるが、機能はほぼ同様である。
閲覧履歴やキャッシュファイル(一時ファイル)、Cookie(閲覧中はメモリ上にのみ保存)、フォームの入力履歴や入力補完候補などをストレージなどに永続的に保存せず、ブラウザを閉じた時点で消去する。普段利用している際に保存されたCookieなどの情報もWebサーバに送信しない。
コンピュータを他人と共有している場合や、一時的に自分のものではないコンピュータを使わなければならない場合に便利な機能で、自らが利用した痕跡や自分に関連する情報などを端末内に残さずにWebブラウザを使用することができる。
シークレットモードはあくまでWebブラウザの挙動を制御する機能であり、外部との通信の包括的な暗号化や、端末やネットワークの管理者による通信の監視などから保護する機能は提供されない。ブラウザとは無関係に管理者などが何らかの通信の監視や端末利用の記録などを行っている場合には情報が残る可能性がある。
(2023.11.30更新)