フォローバック【follow back】フォロバ

SNSなどのネットサービスでは、他の利用者の投稿を購読する「フォロー」(follow)機能が提供されることがある。これはいわゆる「友達」(フレンド)登録機能とは異なり一方向の関係で、フォローした相手の投稿は流れてくるが、相手が自分をフォローしない限り、自分の投稿は相手側に自動的には表示されない。
フォローバックとは、こうした非対称な関係において、フォローされた側が相手をフォローし返す行為である。その後は双方が互いの投稿を閲覧できる相互フォロー状態になる。サービスによっては、相互フォロー状態になることでダイレクトメッセージを送受信できるようになるなど、一方向のフォローとは異なる機能が利用できる場合もある。
フォローバックを行うかどうかは任意であり、どのようなフォロワー(自分をフォローする人)をフォローバックするかの基準は利用者によって異なる。フォローしてきた相手に対して原則的にフォローバックを返す利用者がいる一方、相手の投稿内容や関心の一致を確認してから判断する利用者もいる。プロフィール欄(bio欄)に「フォロバします」「フォロバしません」と記載することで、自身の方針をあらかじめ表明するケースも多い。
フォロワーを増やしたいあまりに、フォローバックを期待して節操なく多数のアカウントをフォローする利用者もいる。相互フォローを前提とした交流文化が形成されているコミュニティも存在し、フォローされたらフォローバックし返すのを礼儀やマナーのように捉えている利用者もいる。著名人や企業の公式アカウントでは、情報発信を主目的とするため、フォローバックを行わない運用が一般的である。
一方、自動化ツールを用いて大量のフォローとフォローバックを繰り返す行為は、SNS運営側によって制限の対象となる場合がある。多くのサービスはこうした本来の趣旨を逸脱する大量フォロー操作への対策として、一日にフォローできるアカウント数に上限を設けており、多くのフォロワーを抱える有名人などは本人がフォロワー全員をフォローバックしたくてもシステム上困難あるいは不可能であることが多い。